イギリスの調査会社であるRSMBとStreamhubは、ストリーミングサービスとCTVのクロスプラットフォーム測定において、独自のサービスを提供する先駆的なパートナーシップを発表しました。
ストリーミングサービスおよびCTVの急速な成長は、視聴者・放送事業者・広告主それぞれにとって新たな機会と需要を生み出しています。また、それと同時に、この新たな需要に最適な測定方法が必要とされています。その一つが、テレビパネルデータとストリーミングサービスの1stパーティデータを統合するハイブリッド測定です。RSMBとStreamhubの新たなパートナーシップは、TVおよび動画測定の成長領域で、新たなソリューションを実現します。
このパートナーシップによって、RSMBのカレンシーレベルでのデータモデリング機能が、Streamhubのマルチデータソース分析・アクティベーションプラットフォーム上で提供可能となります。また、このパートナーシップ提携の一番の目的は、インクリメンタルリーチ指標を構築することです。カレンシーデータと1stパーティデータを連携した新たな指標によって、リニアTVとストリーミングサービスのリーチの可視化とレポーティングを実現します。まずは、海外の事例や集計基準を参考に日本独自の指標構築を試みますが、このモジュールは将来的に全世界のマーケットで利用できる予定です。
RSMB CEO – Chris Mundyからのコメント
RSMBはデータ連携とカレンシーの測定に成功した実績を持っています。Streamhubとの提携により、これらの測定ソリューションを、より迅速に、より多くの市場で稼働させていきます。
Streamhub CEO – 土屋 昭洋からのコメント
我々の強みである、複雑なストリーミングデータの管理、TVとストリーミングサービス両方の広告ビジネス支援を、このクロスプラットフォーム測定に活かせることを楽しみにしています。