Streamhubに、自然な言葉で指示するだけでレポートを作成できる新機能「AIレポートビルダー」が加わりました。レポート作成に慣れていない方でも、知りたい数字をその場でご自身で確認できるようになります。本記事では、機能の概要と活用のメリット、データの取り扱いについてご紹介します。
レポート作成、こんなお悩みはありませんか
レポートビルダーでは、データセット、ディメンション、指標、フィルター、期間、グラフの種類を順に設定してレポートを作成します。自由度が高い反面、日常的にレポートを作らない方にとっては操作を覚えるまでに時間がかかり、「数字を出したいが、結局チームの担当者に依頼している」という声も少なくありませんでした。
AIレポートビルダーでできること
作りたいレポートの内容を文章で入力するだけで、AIがレポートを自動で組み立てます。データセットや指標を一つずつ選ぶ必要はありません。
たとえば「過去30日間の番組別インプレッションを日別で表示して」と入力すると、AIが内容をレポート設定に変換して実行し、保存前にプレビューを表示します。指標や期間など、指示にあいまいな点がある場合は、AIが推測で進めず確認の質問を返すため、意図どおりのレポートに仕上がります。
プレビューを確認して保存すれば、通常のレポートと同様に「マイレポート」に追加されます。
画面例:チャットの指示から、チャンネル別リーチのレポートを作成

また、StreamhubのTotal Videoデータセットにも対応しています。テレビ、デジタル、あるいは両方を合わせたデータのいずれでも、同じ操作でレポートを作成できます。
各部門での活用メリット
広告営業、マーケティング、コンテンツ制作などの部門では、「番組別のインプレッションをすぐに確認したい」といった場面が日常的にあります。これまでは操作を覚えるか、担当者に作成を依頼して待つ必要がありましたが、AIレポートビルダーなら一文入力するだけで、必要なときにすぐ数字を確認できます。
テレビとデジタルのどちらのデータでも操作は変わらないため、見たいデータに応じてツールを使い分ける必要もありません。
データの安全性について
AIレポートビルダーは、既存のレポートビルダーの仕組みはそのままに、入力部分にAIを追加した機能です。新たなレポートエンジンやAPIは導入していません。
AIの役割は、入力された文章を「データセット、ディメンション、指標、フィルター、期間、グラフの種類」というレポート設定に変換することに限られています。AIが参照するのは設定の作成に必要な項目名などの情報のみで、視聴データなどの元データを読み取ったり処理したりすることはありません。
アクセス権限も従来のレポートビルダーと同じく適用されます。チャット機能を使うことで、これまで閲覧できなかったデータが見られるようになることはありませんので、安心してご利用いただけます。
ご利用方法
- レポート > AIレポートビルダー を開き、新しいチャットを開始します
- 作成したいレポートの内容(ディメンション、指標、期間、フィルターなど)を入力します
- プレビューを確認し、必要に応じて追加の指示で調整します
- レポート保存 をクリックし、「マイレポート」に保存します
今後の予定
今回のバージョンでは、標準的なレポートの作成と保存に対応しています。行・列の階層化などの高度なグループ化、保存済みレポートのチャットでの編集、ダッシュボード作成、スケジュール配信、エクスポートについては、今後のアップデートで対応を検討しています。なお、AIレポートビルダーは当面、既存のレポートビルダーとは別のページで提供します。
機能の詳細やデモのご希望は、担当者までお気軽にお問い合わせください。
